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薬剤師 先輩からのひとこと
  • 感染症診療に興味ありませんか?

抗菌科学療法認定薬剤師  疾患で言えば、例えば肺炎 例えば尿路感染 例えば胆のう炎、皮膚軟部組織感染、術後感染、骨盤内炎症性疾患(pelvic inflammatory disease ; PID)、肝膿瘍・・・などなど。 見わたせば、いろいろありますね。すごく普遍的な疾患群です。無関係な診療科は見当たりません。これらの感染症は時にその治療に難渋します。こんなにコモンなのに。そこが感染症診療の難しさであり、おもしろさでもあります。
 感染症診療のゴールドスタンダードといわれる「培養検査」。しかし、これに顔を現さない(培養されてこない)真犯人の細菌たち。細菌の抗原をひろう迅速検査さえも感度に限界があります。こういった場合にしばしば有用なのがグラム染色です。当院の薬剤師は検査技師と協力してグラム染色をしています。 顕微鏡の結果(鏡検)を報告し、主治医といっしょに治療を考え、感染症診療を支援しています(いわゆる「チーム医療」)。また、血液培養から細菌が”陽性”と判明した時も積極的に介入し、疾患や侵入経路を考え、 いくべき抗菌薬!を提案しています。提案の中身は抗菌薬の投与量・投与法の設計、さらに抗菌薬の種類そのものの選択をすることが多く、これは我々の力の見せ所でもあります。 また、これとは別に感染症診療に関する情報も定期的に発信したり、医師を含めた全職員対象の抗菌薬・感染症に関する院内研修会を開催したりしています(これを行なうと医師・看護師から相談を受けることが多くなります)。


 注射用抗菌薬投与リストの情報を基に病棟を巡回し、耐性傾向の強い細菌が検出されている患者さんや抗菌薬の投与期間が長くなってきた患者さんには積極的に介入し、カルテにコメントを残したり、グラム染色したりします。 その結果を報告すると主治医は抗菌薬の増量や抗菌薬の変更を行ないます。このことは我々にも責任の一端がありますので随時経過をベッドサイドまで行なって追跡していきます。

 「原因菌の究明」と「治療経過」をセットで行なうことは感染症診療のトレーニングに最適であると思っています。こういった特徴的な活動をして薬剤師の活躍のフィールドを広げています。是非、当院でいっしょに感染症に強い薬剤師になりませんか?

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