チーム医療で最善の医療を提供します
消化器病センターは消化器病治療を専門とし、安心して検査・治療が受けられる体制を整えた上で良質な医療の提供に努めています。
消化器内科・肝臓内科・消化器外科が科の垣根を越えて、患者さまの病状に応じて最善の治療を提供することを理念として、 看護師やその他の医療スタッフが協力してチーム医療で看護や診療を行い、患者さまが早期に回復を図れるように取り組んでいます。
胃腸科のスケジュールへ⇒
放射線科専門医と積極的に相談・情報交換し、術前診断を確立させ、病期に応じて的確な手術治療が行えるようにしています。 術中・術後合併症の軽減を目指してICT(インフェクションコントロールチーム)や NST(栄養サポートチーム)が中心となって積極的に治療に関与しています。
あなたの「おいしい」のためにお腹の健康を守るセンターです。
生きていくうえで必要不可欠な食べ物。それら食物からエネルギーを取り出しやすくするために体がおこなっていることが「消化」です。
そしてその「消化」をおこなう食物の通り道や、「消化」を手助けする臓器のことを「消化器」といいます。 そのため消化器に病気が見つかると、食べ物の栄養が効率的にからだの中に吸収されなくなったり、食べ物をおいしく食べられなくなったりします。
消化器病センターは、みなさまの「おいしい」のために消化器の健康を守るのを専門としています。
- 口・・・食べ物を細かくし、唾液で炭水化物を消化します
- 食道・・・食べ物を胃に送り込みます
- 胃・・・たんぱく質の消化を行います
- 肝臓・・・脂肪の消化をする消化液(胆汁)をつくります
- 胆のう・・・肝臓でつくられた胆汁を一時的にためておきます
- すい臓・・・炭水化物、たんぱく質、脂肪の消化液を作ります
- 十二指腸・・・栄養の一部を吸収します
- 小腸・・・栄養の大部分を吸収します
- 大腸・・・水分を吸収して便にします
- 消化性潰瘍(胃・十二指腸潰瘍)
- ポリープ(食道・胃・大腸・胆のう)
- 逆流性食道炎、食道腫瘍
- 胃がん、胃粘膜下腫瘍
- 大腸がん、大腸炎(感染性腸炎、潰瘍性大腸炎、クローン病等)
- 直腸がん、直腸炎、直腸腫瘍、痔核
- ウイルス性肝炎、肝臓がん、肝疾患
- 胆のう腫瘍、胆のうがん、胆石症
- すい腫瘍、すい臓がん、すい炎
胃腸科のスケジュールへ⇒
当センター行っている消化器系の検査をご紹介します。
内視鏡検査・・・カメラを使った検査上部内視鏡検査(食道・胃・十二指腸など)
口から内視鏡(カメラ)を入れて、食道、胃、十二指腸などを調べます。尚、当センターでは、「おえっ」となりにくい鼻から内視鏡を入れる「経鼻内視鏡」も行なっております。
下部内視鏡検査(全大腸、S状結腸)
浣腸または下剤等で大腸内を空っぽにし、内視鏡を用いて大腸を観察します。
内視鏡のページへ⇒
X線を利用して、体の輪切りの画像を作る検査です。
その画像をもとに立体的な画像を作り出すことも可能です。これによって、患部の情報をより詳しく知ることができます。
CT検査のページへ⇒
強力な磁気を利用して、体の断面の画像を作る検査です。
骨の影響をうけることがないため、分厚い骨に囲まれた脳や脊椎の検査で力を発揮します。また、MRI検査は強力な磁気を用いる検査です。
MRI検査のページへ⇒
超音波を使って、臓器の状態、血管の状態を調べます。痛みや苦痛もない体にやさしい検査で何度でも繰り返し受けることができます。
超音波検査(エコー検査)のページへ⇒
上部消化管造影検査
液状、または固形状の造影剤を口からどのように消化管の中を通っていくのか、異常なところがないかを画面をみながら確認します。
大腸造影検査
下剤等でお腹を空っぽにして、大腸に空気と造影剤を注入し体の向きを変えながら大腸をレントゲンで撮影します。
腹部血管造影検査
カテーテルと呼ばれる、数ミリの細い管を使って造影剤を注入しレントゲンにて病変を診断します。
患者さまとの話し合いの場を多く設け、患者さまの家庭的・社会的立場なども考えながら、負担の少ない、希望に添った、最適な治療法を提供できるよう努めます。
治療に関して、少しでも不安や疑問に感じたことは、どうぞ気軽にご相談ください。
上部内視鏡検査(食道・胃・十二指腸など)
内視鏡カメラで観察しつつ、開腹することなく病変の切除などを行います。
粘膜にとどまるような比較的軽い病変に関しては、積極的に内視鏡治療を行い、患者様の負担を軽減するように努めています。
内視鏡のページへ⇒
また、2007年度より ESD (内視鏡的粘膜下層切開・はく離術) が当院でも可能となり、早期胃がんの治療に効果を発揮しています。
ESDって何?
ESDが登場するまでの内視鏡治療は、EMR(内視鏡的粘膜切除術)が主に用いられていました。
EMRでは切除できる病変の大きさに制限があり、 比較的大きな病変になると数回に分けて切除を行うか、腹腔鏡下手術もしくは開腹手術を行う必要がありました。
この問題点を解決し、今まで困難であった「サイズの大きな病変」や「潰瘍を合併する病変」に対しても一括して切除する事を可能にしたのがESDです。
ESDのながれ
しるしに沿って病変をはぎ取っていきます。 手術
チーム医療による、的確な手術治療や合併症の予防、術後のケアなどの取り組みをおこなっています。
腹腔鏡手術
体力の消耗が少なく、傷跡も小さい腹腔鏡手術を応用して多用な内臓疾患に対応しています。
RFA (ラジオ波焼灼療法) 治療がん細胞を焼灼(焼くこと)でがん細胞を死滅させます。最近では切除が不可能な肝臓がんにも用いられるようになり、低侵襲の治療に一役かっています。
インターフェロン治療インターフェロンはウイルスや細菌に感染したときに細胞から分泌されるたんぱく質です。ウイルスや細菌の増殖を抑えたり、消滅させるはたらきをもっています。
ピロリ菌駆除胃がんの大きな原因といわれるピロリ菌を薬を使って除菌します。
PPH法(痔核の治療)新しい痔の治療法です。(日帰り手術が可能です)
PPH法(痔核の治療)
PPH法とはメスを使わず、PPHと呼ばれる画期的な器具を用いる手術です。
痛みが少なく、手術時間も約30分程度で終わり、術後の痛みも少なく、肛門もきれいになります。2008年、PPH法が保険適用となり、より身近な治療法となりました。
痔の病気の70%近くを占める痔核(直腸粘膜脱、内痔核、不完全直腸脱など)がPPH法手術の対象です。
痔でお悩みの方や手術に抵抗を感じている方は、どうぞ気軽にご相談ください。





的確な診断に基づいた上で、可能であればなるべく手術は避け、患者さまの負担が少なくてすむ内視鏡的治療を選択するようにしています。








