「透析」という言葉をご存知ですか?
透析をひとことで言うと「働きが悪くなった腎臓の代わりに機械を使って体内の血液をきれいにする」治療法のことです。
1回につき3~5時間、それを1週間に2、3回かけて、体内から血液を取り出し、人工腎臓装置で老廃物や尿毒素をとり除き、きれいになった血液を再び体内に戻します。
そんな関わりの強い透析と血管を総括して診療ができるようにと、血管透析センターが誕生、平成22年に透析センターをリニューアルしました。
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透析センターの様子
透析を中心とした総合的な診療をめざしていきます。
透析だけでは、正常な腎臓の一割程度の働きにしか相当しないといわれています。そのため、栄養指導や薬剤指導といった治療サポートの面においても積極的に取り組み、現在透析治療中の方はもちろん、将来透析をうける可能性のある方の全身状態の管理、合併症や疾患の予防などを総合的に診療していくことが当センターの大きな役割だと考えています。
透析を説明するうえで、体の中にある臓器の一つ「腎臓」をまず知っておく必要があります。腎臓は腰の上あたり、背中側に握りこぶし大の大きさで、左右に1つずつあります。 腎臓は血液中の必要なものを体内に戻し不必要なものを体外に排出する、『ろ過器』みたいなもので、 身体の血液をきれいに保っています。2つのうち健康な腎臓が1つあれば機能を十分に果たすことが可能です。
- 尿の生成
- 赤血球を造るホルモンの生成
- 血圧の調節
- 正常な骨の維持

血液透析の流れ
透析で使用する注射針は、通常使用するものよりも太いものを使っているため、 透析を受けられる方が苦痛だと感じることの1つに注射針を刺したときの痛みがあります。
そこで、針を刺す痛みが少しでも和らぐようにと当センターではダルニドールという特別な針を使ったボタンホール穿刺法を取り入れています。
まず、特別なキットを使って皮膚の表面から血管までの道のりを作ります。それがちょうどボタンを通す穴ににているのでボタンホールといいます。その後はボタンホールにできたカサブタをとって、ダルニドールのような先の丸い針をこの道に沿って通していきます。ピアスのような要領だと例えればピンとくる方も多いかもしれません。そうすることで、針を刺す痛みが和らぐだけでなく、血管の損傷も軽減でき、シャントを長持ちさせることも期待できます。
ただし個人差があるので、適応できない場合もあります。まら、この穿刺法をしていてもシャントの管理はしっかり行なわなければいけません。














